インプラント治療に必須の歯科用CTについて
皆さんこんにちは。
山口県下関市の「はらだ歯科・矯正歯科」です。
当院では歯科用CTを導入しており、インプラント治療でも活用しています。
今回は、インプラント治療における歯科用CTの重要性についてお話しします。
従来のレントゲン写真では、平面的な写真しか撮ることができません。そのため、写真に写っていない裏側や横のなどの状態は確認しにくいというデメリットがあります。また、骨の厚みや神経の位置なども写真からはなかなか判断できませんでした。
歯科用CTでは、X線とコンピュータを使って3次元の立体的な画像で撮影できます。あらゆる角度から見ることができるため、患者さんの顎の骨の形や神経の位置なども見て把握することができます。親知らずの状態や病巣の確認などにも活用されています。
歯科用CTでの撮影はより的確な診査・診断には欠かせないのです。
インプラント治療をより適切に進めるためには、インプラントを埋入する箇所のまわりの骨の状態を確認する必要があります。
患部をCTで撮影することで、患部のまわりの顎の骨の立体的なかたちや神経の位置を見て把握することができます。また、インプラント治療に必要な骨密度かどうかも確認できるのです。
CTがあることで、インプラントを埋め入れる適切な位置を確認することができるのです。
さらにインプラント治療の前後にCTを撮影すると、治療前後の顎の骨の状態も確認することができます。
歯科用CTを使うことで、より安全性が高く的確なインプラント治療へとつながるのです。
CTではX線を使うため、被ばくを気にされる方もいらっしゃるかもしれません。
歯科用CTは従来の歯科用レントゲンよりも低く、1枚当たり0.1mSvしかありません。医科用CTに比べると被ばく量は20~40分の1です。
1年間の被ばく量の限度は1mSvですので、その10分の1しかなく、東京からニューヨークまで飛行機に乗った際の被ばく量とほぼ同じとなります。
CTによる被ばく量は、心配いただかなくてもいい範囲といえますね。
歯科用CTはX線とコンピュータを使って、3次元の立体画像で撮影ができる機器です。どの角度からも確認できる立体画像のため、顎の骨の状態や神経の位置なども把握することができます。
特にインプラント治療では、顎の骨の立体的な形や骨密度、神経の位置などもチェックして適切な埋め入れる箇所を見つけることができます。インプラント治療の前後に撮影しておくことで、治療前後の顎の骨の状態を確認することも可能です。
なお、歯科用CTでの被ばく量は1枚当たり0.1 mSv。年間の被ばく量の限度の10分の1しかなく非常に低い数値のため、心配いただかなくてもいい範囲だと言えます。
当院では院内に歯科用CTを導入しており、短時間で撮影し検査結果をお伝えすることができます。安全性が高くスムーズなインプラント治療をご希望の方は、ぜひ当院にお任せください。
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